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たつや鋼建のよもやま話~第44回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県都城市を拠点に鉄骨組立工事を中心に機械搬入・据付、タンク据付・解体、各種溶接、家屋解体工事を行っている

株式会社たつや鋼建、更新担当の富山です。

 

 

 

機械搬入計画と経路確認🚚

 

 

 

大型機械を工場やプラントへ据え付ける際には、設置場所へ到着するまでの「搬入計画」が重要です。

機械がトラックで現場へ届いても、搬入口を通れない、曲がり角を曲がれない、床が重量に耐えられないといった問題があれば、据付作業を始められません。

安全で効率的に機械を運ぶためには、寸法や重量を確認し、搬入経路と使用する機器を事前に計画する必要があります🚚

 

 

 

機械の情報を整理する

 

搬入計画では、まず機械本体の情報を確認します。

・幅、長さ、高さ
・総重量
・重心の位置
・吊り上げ箇所
・フォークリフトの爪を入れられる位置
・取り外し可能な部品
・衝撃や傾きに対する注意点

などを整理します📝

 

カタログ上の本体寸法だけでなく、梱包材や出っ張った部品を含めた状態を確認することが大切です。

運搬時に取り外せる部品がある場合は、取り外しと再取り付けの手順も計画します。

正確な情報が、安全な搬入方法を決める土台になります。

 

 

 

搬入口の寸法確認

 

機械の幅より入口が広くても、それだけで搬入できるとは限りません。

入口の高さ、扉の厚さ、取っ手、床の段差、周囲の壁なども確認します📏

数値上は通れる場合でも、誘導や方向調整に必要な余裕がなければ、安全に搬入できない可能性があります。

養生材や搬送機器を使用すると、その分だけ必要な幅や高さも変わります。

実際に機械が通る状態を想定し、最も狭い部分まで測定することが重要です。

 

 

 

通路と曲がり角を確認

 

搬入口から設置場所までの通路も、事前に確認します🔍

直線部分では問題がなくても、曲がり角や柱の位置によって機械の向きを変えられない場合があります。

天井から配管や照明が下がっている場所、床に勾配や段差がある場所も注意が必要です。

既存設備が稼働している工場では、ほかの機械や作業員の動線を妨げない方法を考えます。

必要に応じて、通路上の障害物を一時的に移動できるか、別の経路を使用できるかを検討します。

 

 

 

床の状態と耐荷重

 

大型機械そのものの重量に加え、フォークリフトや搬送台車などの重量も床へかかります。

床の一部へ荷重が集中すると、破損や沈下につながる可能性があります⚠️

搬入経路の床が、機械と搬送機器の重量に対応できる状態かを確認します。

床下に配管やピット、空洞などがある場合は、位置を把握しておく必要があります。

状況に応じて、荷重を分散させるための鉄板や養生材などを使用します。

見た目だけで判断せず、図面や現場情報を確認することが大切です。

 

 

 

クレーンやフォークリフトの配置

 

どの機器を使って荷降ろし・搬入するかによって、必要なスペースは変わります🏗️

クレーンを使用する場合は、車両の設置場所、作業半径、地盤、周囲の電線や建物などを確認します。

フォークリフトでは、旋回するための空間や機械へ爪を入れる方向が重要です。

建物内部で搬送用ローラーや台車を使用する場合は、床の状態や段差、進行方向を確認します。

複数の機器を途中で切り替える場合は、荷物を安全に受け渡せる場所も計画します。

 

 

 

作業員の役割を決める

 

機械搬入は、オペレーターだけで行う仕事ではありません。

合図を出す人、機械の周囲を確認する人、搬入経路を管理する人など、役割を決めて作業します🤝

誰が合図をするのかが曖昧だと、複数の指示が重なり、誤操作につながる可能性があります。

作業前には、搬入の順番、停止位置、危険箇所、緊急時の対応を全員で共有します。

機械と壁の間や、吊り荷の下など、危険な場所へ人が入らないよう立入範囲も確認します。

 

 

 

現場稼働への影響を抑える

 

稼働中の工場へ機械を搬入する場合は、通常業務への影響も考えます🏭

作業員や運搬車両が多い時間帯を避ける、搬入経路を一時的に区画するなど、現場と調整します。

搬入中に既存の生産ラインを停止する必要がある場合は、停止できる時間内で作業を終えられるよう計画します。

ただし、時間が限られていても、安全確認を省略してはいけません。

事前準備を丁寧に行い、当日の作業を円滑に進めることが重要です。

 

 

 

求職者の皆さんへ|段取り力が生きる仕事

 

機械搬入の仕事では、力や運転技術だけでなく、先を読んで準備する力が求められます👷‍♂️

未経験の方は、搬入経路の養生、工具や資材の準備、周囲の安全確認などから学びます。

経験を積むことで、機械の寸法や現場の状況から、どのような問題が起こりそうかを予測できるようになります。

計画通りに大型機械を搬入し、無事に設置場所まで届けられたときには、チーム全体で大きな達成感を得られます。

 

 

 

まとめ

 

機械搬入計画では、機械の寸法や重量だけでなく、入口、通路、曲がり角、床、天井、既存設備などを確認します。

さらに、クレーンやフォークリフトの配置、作業員の役割、現場稼働への影響まで考える必要があります🚚

十分な事前確認が、安全で効率的な搬入を実現します。

現場ごとに異なる条件を読み取り、仲間と協力しながら最適な方法を考える、専門性の高い仕事です。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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