
皆さんこんにちは!
宮崎県都城市を拠点に鉄骨組立工事を中心に機械搬入・据付、タンク据付・解体、各種溶接、家屋解体工事を行っている
株式会社たつや鋼建、更新担当の富山です。
今回は、鉄骨工事の流れについてです!
今回は、鉄骨工事がどのように進むのか、その具体的な工程をご紹介します。
一つひとつのステップが建物の完成に向けた重要なピースとなっているので、ぜひ最後までお読みくださいね!
1. 設計と図面の作成
鉄骨工事の始まりは、設計図面の作成から!
建物全体の設計図をもとに、鉄骨工事用の詳細な図面を作成します。
この図面には、鉄骨の大きさや位置、接合方法がミリ単位で記載されています。
構造計算: 鉄骨が建物を安全に支えられるよう、強度や耐震性を計算します。
CADによる設計: 現代ではCAD(コンピュータ支援設計)を使い、精密な図面を作成します。
これが工事の「青写真」になるんです!
2. 工場での鉄骨加工
次に、設計図をもとに工場で鉄骨を加工します。
ここでの加工が正確であるほど、現場での組み立てがスムーズに進みます。
切断と穴あけ: 鉄材を必要な長さに切断し、ボルトやナットを取り付けるための穴を開けます。
溶接: 必要に応じて、複数の鉄骨を溶接でつなぎ合わせます。
職人が行う手作業と最新のロボット技術が組み合わされています。
防錆処理と塗装: 鉄骨に錆び止めを施し、長期間にわたって耐久性を保てるようにします。
3. 現場での組み立て
加工された鉄骨が現場に運ばれ、いよいよ建物の形が作られていきます。
ここからが現場作業の見せ場です!
柱の設置: 最初に柱を垂直に立てます。
建物全体の骨格を支える基礎なので、精密な調整が必要です。
梁(はり)の設置: 柱と柱をつなぐ梁を取り付けます。
クレーンを使いながら、職人たちがチームで連携して作業を進めます。
ブレースの設置: 建物の耐震性を高めるために、斜めの補強材(ブレース)を取り付けます。
4. 溶接と仕上げ
組み立てが終わったら、各接合部分を溶接して固定します。
この作業が建物の強度を左右する重要な工程です。
溶接: 鉄骨同士をしっかりと接合し、構造全体の一体感を高めます。
塗装: 最後に塗装を施して、外観を美しく仕上げると同時に、さらに防錆効果を高めます。
鉄骨工事の魅力
鉄骨が設置されると、建物の全体像が目に見える形で現れてきます。
この瞬間は、工事に携わる全員が達成感を味わえる特別な時間です!
高い建物の形が空に向かって伸びていく様子は、圧巻の光景です。
職人たちのチームワークが形となり、建物が完成するまでの過程を支えています。
次回予告!
次回は、「鉄骨工事の現場で使われる道具や技術」について詳しくお話しします!
鉄骨工事に欠かせない道具や、現代の技術革新がどのように作業を効率化しているのか、分かりやすく解説します。
次回もお楽しみに!
株式会社たつや鋼建では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
宮崎県都城市を拠点に鉄骨組立工事を中心に機械搬入・据付、タンク据付・解体、各種溶接、家屋解体工事を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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鉄骨工事の仕事についてです!
鉄骨工事と聞いて、どんな仕事を想像しますか?
「鉄骨を使って建物を作る仕事」と簡単にイメージされるかもしれませんが、実はその役割はとても重要で奥深いんです。
今回は、鉄骨工事の基本についてご紹介します!
鉄骨工事の基本とは?
鉄骨工事は、建物の「骨組み」を作る仕事です。
この骨組みがしっかりしていないと、どれだけ美しい外観や快適な内装を施しても安全な建物にはなりません。
建物の骨組みを作る
鉄骨を使って、建物の柱や梁(はり)を組み立てます。
これらは建物の全体の形や構造を支える重要なパーツです。
たとえるなら、人間の「骨格」のような存在!
高い耐久性
鉄骨は非常に頑丈で、地震や強風といった自然の力にも耐えることができます。
そのため、高層ビルや大規模な商業施設、橋など、耐久性が求められる建物に多く使用されています。
最近では、住宅にも鉄骨を取り入れることで、災害に強い家が増えています。
建設現場での正確な作業
鉄骨工事は、ミリ単位の精度が求められる繊細な仕事でもあります。
現場ではクレーンを使って巨大な鉄骨を吊り上げながら、職人たちが寸分の狂いもなく組み立てていきます。
この正確さが、建物全体の耐久性や安全性を左右するのです。
鉄骨工事が選ばれる理由
スピード:
鉄骨は工場であらかじめ加工されているので、現場での組み立てがスムーズに進みます。
デザインの自由度:
鉄骨は強度が高いため、大きな窓や広い空間を作りたい場合にも対応可能。
建築デザインの幅が広がります。
環境への配慮:
鉄はリサイクルが可能な素材なので、サステナブルな建築材料としても注目されています。
次回は、「鉄骨工事がどのように進むのか」についてお話しします!
鉄骨が工場で加工されるところから、現場で組み立てられるまでの流れを詳しく解説します。
「どうやって鉄骨が建物の形になるの?」という疑問にお答えします。
次回もお楽しみに!
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📌 かりんとう工場の建て方工事レポート(2日目)
本日は進行中の かりんとう工場の建て方工事 の様子をご紹介します。
まだ工事2日目ですが、すでに骨組みが立ち上がり始め、建物の全体像が少しずつ見えてきました。
「建て方」とは、鉄骨や木材などの主要な構造材を現場で組み立てて建物の骨組みをつくる作業です。
基礎の上に柱や梁を組み上げ、工場や倉庫など大規模な建物では特に重機やクレーンを使って作業が進められます。
かりんとう工場でも、鉄骨を一本一本丁寧に吊り上げながら取り付ける工程が続いています。
📷 写真①
クレーンで鉄骨の柱を立ち上げている様子です。空に、赤く塗装された部材が美しく映えています。現場の安全を最優先にしながら、一本ずつ慎重に固定していきます。
📷 写真②・③
大きな鉄骨の「胴差(どうさ)」部分を吊り込み中。左右に張り出した鉄骨が羽のように見えますね。熟練の職人たちが声を掛け合い、ミリ単位で位置を合わせています。
📷 写真④
柱と梁が組み上がり、建物の形がだいぶ分かるようになってきました。まだ骨組みの段階ですが、工場の規模感が伝わってきます。
📷 写真⑤
手前にはこれから取り付けられる鉄骨が並んでいます。ボルト穴や補強金具がしっかり準備されていて、これから順次組み込まれていきます。
📷 写真⑥
作業員が鉄骨を受け取り、設置場所まで慎重に誘導している場面。重量物を扱うため、チームワークが欠かせません。
📷 写真⑦・⑧
クレーンで吊り込んだ鉄骨を少しずつ倒して建物に組み込んでいくところ。大きな部材ですが、息の合った作業でスムーズに進んでいます。
まだ工事は始まったばかりですが、鉄骨が建ち上がると一気に「工場らしさ」が出てきます。
現場では安全ネットの設置も進み、万全の体制で作業が続けられています。
次の工程では、さらに梁や母屋材を組み込み、屋根や壁の下地が出来上がっていく予定です。
次回もお楽しみに!
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本日はうれしいご報告があります。
先日、私たちが担当した鉄骨工事の現場が、事故やトラブルなく無事に完了しました!
そしてなんと、その現場で安全管理・品質への取り組みが評価され、表彰されました!
鉄骨工事は、建物の骨組みをつくる非常に重要な工程です。
特に高所作業や重量物の吊り上げ作業など、危険を伴うシーンが多い仕事。
だからこそ、安全管理の徹底とチームワークが欠かせません。
現場では、毎日の安全ミーティングやKY(危険予知)活動を行い、
「事故ゼロ」を目標に全員で作業を進めてきました。
現場が終わったときの達成感は言葉にできません。
建物の鉄骨がきれいに組み上がり、青空の下に堂々とそびえるその姿を見たとき、
「やってよかった!」という気持ちでいっぱいになります。
なんと今回、安全面での取り組みと現場の協力体制が評価され、
現場で表彰をいただきました!
📷 【写真①】表彰状を手に誇らしげなスタッフの笑顔
📷 【写真②】ガッツポーズで記念撮影!
この表彰は、私一人の力ではありません。
現場で一緒に汗を流した仲間、そしてサポートしてくださった皆さんのおかげです!
今回の経験を糧に、私たちはこれからも
**「安全第一」「品質向上」「信頼される仕事」**を心がけていきます。
鉄骨工事はもちろん、さまざまな建設現場で
安心して任せていただける会社であり続けます!
工事や鉄骨施工に関するご相談は、いつでもお気軽にお問い合わせください!
「安全・高品質な施工」をお約束します!
次回もお楽しみに!
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本日は、現在進行中の鉄骨工事の現場をレポートします。
鉄骨工事はビルや工場などの大型建築に欠かせない工事で、建物の骨組みを支える非常に重要な役割を果たします。
今回はその舞台裏を、写真とともにたっぷりお届けします!
鉄骨工事は、鋼材を組み上げて建物のフレームを形成する工事です。
鉄骨構造は高い耐震性・耐久性を持ち、スピーディーな施工が可能という強みがあります。
特に、今回の現場のような大規模施設では、工期短縮と強度確保のために鉄骨工事が不可欠です。
まずはこちらの写真をご覧ください。
(鉄骨の梁を設置しているシーン)
この現場では、安全帯・フルハーネスを必ず装着し、高所での作業が慎重に行われています。
鉄骨の重量は数百キロ単位のため、クレーンで吊り上げながら、職人がミリ単位の精度でボルトを締めていきます。
続いて、鉄骨材の搬入風景です。
(大型トレーラーで搬入、クレーンで吊り込み作業)
鉄骨材は工場で製作され、現場に搬入後は即座に組み立てが始まります。効率的に進めるため、現場では**「どの鉄骨をどの順番で取り付けるか」**が綿密に計画されています。
鉄骨を組み上げた後は、本締めと呼ばれる重要な工程が行われます。
これは、仮締めで固定していたボルトを規定のトルクでしっかり締め直し、構造の安全性を確保する作業です。
(作業員が高所でボルトを締めているシーン)
さらに、レーザー測定器を用いて鉄骨の垂直・水平をチェック。
わずかなズレが後々の施工に大きな影響を与えるため、職人の技術と最新機器の連携が不可欠です。
鉄骨工事では高所作業・重量物・大型機械が必ず関わるため、安全対策が徹底されています。
フルハーネス型安全帯の義務化
鉄骨の落下防止ネット設置
玉掛け作業時の合図者の配置
強風時の作業中止
現場は「安全第一」が鉄則。職人の命を守るために、細心の注意が払われています。
鉄骨工事は、スピード・精度・安全性のすべてが求められるプロフェッショナルな世界です。
今回の現場でも、職人たちが一丸となり、巨大な建物を一から組み上げていました。
完成すれば、地域のランドマークになるような建物が立ち上がります。
その裏には、こうした見えない努力と技術があるのです。
次回もお楽しみに!
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今回は、宮崎市生目エリアで進行中のBC様新築ビル工事の現場より、鉄骨建方の進捗をご紹介します!
ご覧ください、この抜けるような青空の下での作業風景。
建物のスケルトンとなる鉄骨フレームの建方作業が本格化しています。
クレーンで吊り上げられた鉄骨が、作業員の手によって次々と組み上げられていく様子はまさに圧巻!
高所作業中の職人さんたちは、しっかりとフルハーネス型安全帯を着用し、親綱・安全帯フックで確実に命綱を確保しています。
📸 写真1:梁の上に跨って慎重に位置合わせを行う作業員。熟練のバランス感覚と集中力が光ります。
写真2では、しっかりと組まれた**枠組足場(ビケ足場)**の上で作業を進める様子が伺えます。
配筋や梁の設置確認など、下地工事の中でも正確さが求められる工程です。
🛠️ 作業員さんの**「いいね!」ポーズ**もいただきました!
現場の雰囲気も明るく、安全管理・進捗管理ともに良好な様子が伝わってきます。
高所作業の安全対策が徹底(親綱設置/安全帯着用)
資材整理・足場整備が良好で、作業効率アップ
天候に恵まれた中での工程が、作業スピードを後押し!
今後は鉄骨フレーム全体の建方が完了次第、床スラブ工事/屋根パネル設置へと工程が移行していく予定です。
建物全体の形が見えてくるタイミングでもあり、現場の盛り上がりも加速していきます!
生目の町に新たなランドマークが姿を現そうとしています。
安全第一・品質最優先で、地域の皆さまに安心してご覧いただける工事を進めてまいります。
引き続き進捗状況をブログでも随時更新していきますので、お楽しみに!
次回もお楽しみに!
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本日は、宮崎県児湯郡新富町にて進行中の「YK様工場新築工事」現場から、鉄骨建方の進捗をお届けします!
まず初日は快晴!
大型クレーンが現場中央に据え付けられ、重厚なH鋼が次々と吊り上げられていきます。
安全柵やフォークリフトも整備され、敷地内には仮設事務所と各種資材が整然と配置されています。
🔸 仮囲い・掲示物も完備されており、安全意識の高さがうかがえます。
🔸 作業帯には**安全ネット(青色)**も設置され、墜落・落下防止対策もバッチリです!
続いては曇天の中での作業。
鉄骨の1階・2階梁の組み上げが進み、構造物の骨格がはっきり見えてきました。
高所では作業員がブームリフトを活用し、梁のボルト締め・本締め作業を実施中。
📌 特徴的なのは、
・高所作業車の使用による安全な溶接・締結
・梁上での作業者安全帯・親綱完備による墜落防止
・鉄骨のトルシア型高力ボルト接合の様子がしっかり確認できる点です。
【第1段階】:重機搬入・資材整理・仮囲い&標識設置(初日)
【第2段階】:柱の建方、梁の仮組立(数日後)
【第3段階】:梁の接合・本締め作業、上部構造の立ち上げ(現在)
クローズアップ写真では、職人さんが梁上で慎重にボルトを締める様子が。
風が強くなりやすい鉄骨建方の高所作業において、熟練の手際が安全を支えています。
現場では常に「声かけ」「確認」「報連相」を徹底し、ヒューマンエラー防止にも取り組んでいます。
今後は鉄骨組立を全体に広げ、外装工事や屋根・デッキプレート工事へと移行していきます。
その前に、構造検査・ボルトの本締め確認など品質確保の工程が続きます。
どんどん形になっていく建物を目にすると、現場一同のやる気もグッと上がります!
引き続き、安全第一・品質重視で工事を進めてまいります。
また進捗があり次第、こちらのブログでもご報告いたします!
次回もお楽しみに!
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私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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皆さんこんにちは!
株式会社たつや鋼建、更新担当の富山です。
今回は、日々進化する「機械据付の最新技術と今後の展望」についてご紹介します。
人手不足、安全性向上、コスト削減などの社会課題を背景に、AI・ロボティクス・自動搬送といった技術が急速に現場へと導入されはじめています。
今後、私たちの仕事はどう変わっていくのか?
最前線の技術動向とあわせて見ていきましょう。
AGVとは、センサーや磁気・レーザー誘導で無人搬送が可能な車両のこと。
工場の屋内作業だけでなく、据付現場でも使えるようになってきました。
人が立ち入れない狭小スペースでの搬入
人手に頼らない荷物運搬
複数のAGVが同時に稼働し、荷物を分担運搬
これにより、省人化と安全性の両立が可能になります。
従来、クレーン操作には「見通しが良い場所にオペレーターが必要」でしたが、
最近ではカメラ付きの無線式リモート操作によって、離れた場所から操作できる機種も登場しています。
荷物に直接近づかずに操作可能
事故リスクの低減
高所や視界不良場所での操作性向上
建設現場でも同様の遠隔操作技術が進んでおり、**「人が機械を監督するスタイル」**へと現場が進化しています。
機械の据付時、水平出し(レベリング)は非常に重要な作業ですが、
最新技術ではジャッキ・油圧台・センサーを使った自動水平出しが実用化されつつあります。
手作業では難しかったミリ単位以下の精密な調整も可能となり、
作業時間の短縮・品質の均一化が実現されています。
今後、労働人口の減少に対応するためにも、**“少数精鋭で施工を完遂できる技術”**が必須となっていきます。
そのためには、「AIアシスト×熟練技術者」の融合がカギになります。
搬送ルートの自動最適化
経験に基づく判断をAIがサポート
過去の据付履歴から最適施工手順を提案
こうした“デジタル支援型施工”が、今後の主流になると見込まれています。
据付後のアフターメンテナンスでも、デジタル技術が活躍します。
設置状況を3Dスキャンで記録
設備の異常をセンサーがリアルタイム検知
故障リスクの予測と事前通知
これにより、据付業務が「メンテナンス・稼働支援」の起点となる時代が到来しつつあります。
これまで「人の技」が支えてきた機械据付の現場も、いよいよ**“技術と共に進化する時代”**に入っています。
ただし、ロボットやAIが現場のすべてを担うわけではありません。
最終的な判断や状況対応は、今も人間の役割です。
だからこそ、私たち技術者は、
現場経験を活かした判断力
新技術を受け入れる柔軟性
データと手作業の融合力
この3つの力を養い、未来の現場にふさわしいプロフェッショナルを目指していくことが求められています。
次回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
株式会社たつや鋼建、更新担当の富山です。
第5回のテーマは、「機械搬入・据付に必要な資格とスキル」について。
私たちの仕事は、工場や倉庫、商業施設、発電所など、さまざまな施設へ大型機械を搬入・設置する業務です。
それぞれの機械は重く、繊細で、かつ複雑な構造を持っており、正確な作業と高度な安全対策が不可欠です。
そのため現場では、特定の国家資格・技能講習修了証・専門知識が求められます。今回は、特に重要とされる代表的な資格と、その実際の活用シーンについて詳しくご紹介します。
【対象】最大荷重1トン以上のフォークリフト運転
フォークリフトは、機械部品や梱包材、資材などを短距離で安全かつ効率的に搬送するための基本機器です。
搬入現場では、車上からの荷下ろしや現場内の仮置き・仕分けなど、多くの作業で活躍します。
ただし、小さな荷物とは違い、視界不良・バランス崩れ・傾斜地での運転などには特に注意が必要です。
運転技能講習では、基礎操作はもちろん、「荷重バランスの取り方」「事故を防ぐ走行ルール」なども学びます。
【対象】吊り荷の掛け外し作業・クレーン等の操作
クレーンを使って大型機械を吊り上げ・移動・据え付ける作業は、高所作業・複数人作業・高精度作業の連続です。
「玉掛け」は、ワイヤーやベルトを使って荷物に適切なバランスで吊り具を取り付ける作業のこと。
「小型移動式クレーン」「床上操作式クレーン」など、クレーンの種類ごとに必要な操作資格が異なります。
吊り荷が回転したり、風で振れたり、バランスを崩したりする可能性があるため、吊り上げ時の合図・動線確認・応答連携が現場の安全を左右します。
【対象】機械の電源配線・接続・試運転調整等
機械の搬入・据付が終わったあと、多くのケースで必要になるのが電気系統の結線・通電テスト・電源調整です。
製造ラインの制御盤と本体の接続
200Vや三相電源の結線・絶縁確認
計器類や安全ブレーカーのチェック
これらは、有資格者でなければ行えない業務が多く、資格の有無がそのまま“信頼の証”となります。
特に「第一種電気工事士」は、工場や大型設備の屋内配線工事も対応可能な上位資格であり、現場責任者クラスには必須となることもあります。
上記以外にも、現場では下記のような補足的な講習・特別教育が重視されます。
高所作業車運転技能講習(高所据付や点検に必須)
足場の組立等作業主任者(高所機器の設置・解体)
安全衛生責任者教育(元請・下請間での安全管理責任)
職長・安全衛生責任者教育(リーダー格作業員に必須)
「技能」と「安全」を両輪で備えることが、信頼されるプロフェッショナルへの第一歩となります。
資格取得はゴールではなくスタートです。
実際の現場で活かすためには、次のような努力が求められます。
現場OJTで経験を積むこと
社内・外部研修への参加
先輩作業員からの実技フィードバック
施工マニュアルや最新機器資料の自己学習
こうした日々の積み重ねが、やがて“現場を任せられる技術者”へとつながっていきます。
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~「安全第一」はすべての作業の基本~
今回のテーマは、機械搬入・据付工事における安全対策についてです。
製造現場や工場設備の導入時には、大型機械・重量物の搬入や据付が必要となります。
これらの作業は、作業者の身体的リスクや、周囲の設備・建屋に対するダメージを伴う可能性があるため、安全対策が極めて重要です。
「効率よく作業を進めること」も大切ですが、何より優先すべきは“事故を起こさないこと”。
本記事では、実際の現場で想定されるリスクと、その具体的な対策についてご紹介します。
重量物をクレーンやフォークリフトで吊る・持ち上げる作業では、
バランスを崩して機械が転倒したり、落下する危険性があります。
対策:
事前の搬入ルート確認(床の強度、段差、傾斜の確認)
重心と吊り位置の把握:機械図面・重量表をもとに、正しい吊り点を確定
スリング・玉掛け具の点検と正しい選定
据付前に仮置き場所を設定し、安全な段取りで移動する
また、搬入路周辺の障害物の撤去や、通行制限・立入禁止エリアの明示も重要です。
狭小スペースや高所作業、クレーンの旋回範囲に他作業員がいる場合など、
オペレーターとの意思疎通が取れていないことによる事故の発生が懸念されます。
対策:
専任の合図者(玉掛け作業者)を配置し、指示系統を一本化
ハンドサイン・無線機を使った明確なコミュニケーションの徹底
天井クレーン・移動式クレーンの作動範囲を明示し、立入禁止措置を講じる
雨天・強風時など、天候条件によっては作業を延期する判断も必要
クレーン作業では、“声かけ”と“確認作業の徹底”が何よりの安全策です。
据付後に行う配線・電源接続作業では、感電やショート、最悪の場合は火災などの事故リスクが存在します。
対策:
通電前に必ず電源オフを確認(ロックアウト・タグアウト)
絶縁チェック、アース接続確認を事前に実施
配線ルートを整理し、可動部や熱源との干渉を避ける
漏電遮断器・ブレーカーの設置、保護カバーの取り付け
また、電源投入前には必ず複数人でダブルチェックを行うことが推奨されます。
これらのリスクに対する対策は、すべて「段取り八分」とも言える事前準備と、作業中の確認・報連相の徹底がカギになります。
朝礼・KY(危険予知)活動の実施
作業内容・役割分担の明確化
不測の事態への対応計画(避難経路・連絡体制)
「自分は慣れているから大丈夫」と思った瞬間が一番危険です。
安全対策は“できているつもり”ではなく、“実際に徹底されているか”が重要です。
機械搬入・据付作業は、見た目には地味に見えるかもしれませんが、
その裏では多くのリスクに対する配慮と緻密な対応が行われています。
搬入ルートや重心確認による落下防止
クレーン作業の連携強化で接触事故を防止
配線作業の前の絶縁・通電チェックで感電事故の回避
これら一つ一つの積み重ねが、安全・安心な現場づくりと、お客様の信頼につながるのです。
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