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たつや鋼建のよもやま話~第37回~

皆さんこんにちは!

 

宮崎県都城市を拠点に鉄骨組立工事を中心に機械搬入・据付、タンク据付・解体、各種溶接、家屋解体工事を行っている

株式会社たつや鋼建、更新担当の富山です。

 

 

 

【鉄骨解体工事】重機・ガス切断・手作業の使い分け

― 現場条件に合わせた工法選びが安全と品質を左右する ―

鉄骨造の建物を解体する際には、重機だけですべてを壊しているわけではありません。

建物の構造や周辺環境、撤去する部材の大きさ、作業スペースなどに応じて、重機・ガス切断・手作業を適切に使い分けながら作業を進めます✨

それぞれの方法には得意な作業と注意すべき点があり、現場に適さない方法を選ぶと、作業効率が落ちるだけでなく、事故や建物の予期しない倒壊につながる可能性もあります。

今回は、鉄骨解体工事で使われる主な作業方法と、その使い分けについてご紹介します。


重機解体が活躍する場面

 

鉄骨解体工事では、油圧ショベルに解体用アタッチメントを装着して作業を行います。

重機は、

大型の工場や倉庫
広い敷地にある鉄骨建物
大量の解体材が発生する現場
 高さや規模のある建物

などで特に活躍します。

鉄骨をつかむ、曲げる、切断する、解体材を移動させるなど、さまざまな作業を効率良く進めることができます。

広い作業スペースを確保できる現場では、重機の性能を活かすことで工期短縮にもつながります


重機作業では倒壊方向を管理する

 

鉄骨造の建物は柱や梁が互いにつながり、建物全体を支えています。

そのため、順序を考えずに部材を撤去すると、予想していなかった方向へ鉄骨が倒れたり、建物全体のバランスが崩れたりする危険があります。

重機解体では、

✅ 建物の構造を確認する
✅ 撤去する柱・梁の順番を決める
✅ 重機の作業位置を確保する
✅ 鉄骨が倒れる方向を管理する
✅ 作業員を危険区域へ立ち入らせない

といった安全管理が欠かせません。

オペレーターだけで判断するのではなく、誘導員や作業員と合図を確認しながら慎重に進めます


ガス切断が必要になる理由

 

重機では細かな切断や、接合部分をきれいに分離することが難しい場合があります。

そのような場面で使用されるのが、酸素と燃料ガスを使って鉄骨を切断するガス切断です。

ガス切断は、

柱と梁の接合部を切り離す
長い鉄骨を搬出可能な大きさへ切る
車両へ積み込みやすい寸法にする
残す部分の近くを慎重に撤去する

といった作業に向いています。

鉄骨の厚みや形状を確認し、火炎の角度や切断速度を調整しながら作業を進めます。

熟練した技術が求められる、鉄骨解体ならではの専門作業です✨


ガス切断では火災対策を徹底

 

ガス切断では高温の火花や溶けた金属が発生するため、火災対策が非常に重要です。

作業前には、周辺に燃えやすい材料が残っていないか確認し、必要に応じて撤去や防炎養生を行います。

さらに、

消火器や消火用水の準備
 火花を防ぐ養生
火気監視を行う作業員の配置
作業後の残火確認
防護具の適切な着用

などを徹底します。

切断が終わった直後だけでなく、作業終了後も周辺の温度や異常がないか確認することが大切です。


手作業が必要な場面

 

重機が入れない狭い場所や、残す建物と解体部分が近い場所では、手作業による解体が必要になります。

手作業では、バール・ハンマー・電動工具などを使い、少しずつ部材を取り外します。

例えば、

 隣接建物との距離が近い現場
内装や設備だけを先に撤去する場合
配線・配管が複雑に通っている場所
建物の一部だけを解体する工事
重機による接触を避けたい部分

などで活用されます。

作業スピードだけを見れば重機には及びませんが、必要な部分だけを丁寧に撤去できることが大きな特徴です


三つの方法を組み合わせて施工する

 

実際の鉄骨解体工事では、どれか一つの方法だけで最後まで進めることは多くありません。

まず手作業で内装材や設備を撤去し、建物を軽くした後に、ガス切断で鉄骨の接合部や部材を分離します。

その後、重機を使って柱や梁を安全に撤去し、搬出可能な大きさへまとめていきます。

このように、

手作業で細部を丁寧に撤去
ガス切断で鉄骨を正確に分離
重機で効率良く解体・積込み

という役割分担を行うことで、安全性と作業効率を両立できます✨


現地調査と施工計画が重要

 

どの方法を、どの順番で使用するかは、工事前の現地調査で判断します。

確認する内容は、

建物の構造と規模
周辺建物との距離
重機や車両の進入経路
鉄骨の厚みや接合方法
残す部分と撤去部分の範囲
電気・ガス・配管設備の状況

など多岐にわたります。

調査結果をもとに施工計画を立て、現場の状況が変化した場合には、その都度作業方法を見直します。

経験と判断力を活かして最適な方法を選ぶことが、事故防止と高品質な工事につながります


♻️鉄骨を分別し再資源化へ

 

撤去した鉄骨は、適切な大きさへ切断し、種類ごとに分別したうえで搬出します。

鉄は再資源化できる大切な資源です。

解体材を丁寧に分別することで、

廃棄物を減らす
♻️ 鉄資源を再利用する
効率良く搬出する
現場を整理された状態に保つ

ことにつながります。

「壊して終わり」ではなく、資源を次へつなげるところまでが鉄骨解体工事の重要な仕事です。


まとめ

 

鉄骨解体工事では、現場条件に合わせて作業方法を使い分けることが重要です。

✅ 重機で大型部材を効率良く撤去する
✅ ガス切断で鉄骨を正確に分離する
✅ 手作業で細かな部分を丁寧に解体する
✅ 建物の構造を確認して安全な順序で進める
✅ 解体した鉄骨を分別して再資源化する

私たちは、建物の規模や立地条件を細かく確認し、安全性・作業効率・周辺環境への配慮を考えた施工方法をご提案します。

鉄骨造の建物解体や部分解体をご検討中の方は、安心してお任せいただける専門業者へぜひご相談ください


求職者の皆さまへ

 

鉄骨解体工事では、重機操作・ガス切断・手作業など、幅広い専門技術を身につけることができます✨

最初からすべての作業ができる必要はありません。

入社後は現場の片付けや道具の準備、先輩の補助作業から始め、安全ルールを学びながら少しずつ担当できる仕事を増やしていきます。

資格取得や技能講習を通じて、重機オペレーターやガス切断の技術者を目指すことも可能です

「手に職をつけたい」「専門性の高い仕事に挑戦したい」「建物を解体する達成感を味わいたい」という方は、ぜひ私たちと一緒に成長していきましょう!

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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